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栄養整形外科を作ろう!!

正しい治療は川の流れで考えると簡単に分かります

川の下流にゴミがたまたま一時的に溜まったような場合、そのゴミを掃除すれば川はきれいに戻ります。
つまり1回の掃除で解決します。

しかし上流でゴミが流され続けているような場合、いくら毎日下流を掃除しても、何の解決にもなりませんよね。つまりこれが対症療法です。
このようにしてリピーターが作られます。

そして対症療法を行なっているのは何も保険の効く標準治療だけではありません。
上流問題を解決しないということでは、漢方も鍼灸マッサージも整体も、その他の代替療法も、みな同じだからです。

なぜなら、上流で毎日せっせとゴミをタレ流している犯人とは、他でもない患者自身であることがほとんどだからです。

栄養療法に素晴らしい効果があるのは、その栄養を摂取するのは当然に患者自身だからであり、つまりは「患者自身が自分の生き方を変える」からに他なりません。

そして「患者自身が自分の生き方を変える」ことと比べたら、どんなに高額な先進医療よりも、その方が遥かに価値があるし、それと比べれば、まさに「治療など下の下」※でしかないのです。


※「治療など下の下」
操体法の創始者、橋本敬三医師の言葉。
治療に価値がないと言っているのではなく、「病を川の流れで言えば、治療は最下流域の処置に過ぎない」、といったことを言っていると思います。

そして栄養療法とは、まさに「上流域の治療(=根源療法)」の一つであるわけです。
操体法では、この上流域の要素を、食(食事)、息(呼吸)、動(身体運動)、想(精神活動)、境(環境)の五つであるとしています。


by imamadearigatou | 2020-02-17 17:46 | 栄養整形外科を作る
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